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装甲悪鬼村正 琴乃の劒冑 番外編① [装甲悪鬼村正 琴乃の劒冑(感想)]

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いつまでも最終話に追記ばかり繰り返すのもアレなので、気になったことはこちらに。

※基本的に妄想を垂れ流してるだけです。



◆湊斗景明の動向

湊斗さんは何故万博会場予定地に潜入していたのか?(第四話第五話より)

湊斗さんが動く理由となると、基本的に銀星号、もしくはその卵の気配を感知したためと思われますが、わざわざ警備員に扮して潜入する辺り、恐らく後者の方ではないかと思われます。光は普段は堀越で伏せてるでしょうし。

では、何が卵の気配を放っていたのか。

残念ながら琴乃はスタヂアムの外に追い出されたせいで、詳しい状況は読者にも分かりません。

とりあえず分かってる範囲で怪しい要素だと、やはりレーサークルスに使われていたオヴァムでしょうか。これが銀星号と何らかの関係があり、卵に近似の気配を発して湊斗さんを呼び込んだ…ということがあるかもしれません。

例えば、村正シリーズのように、オヴァムも多量の金神成分が使用されているからとか。二世を三世が感知出来るのは、他の劒冑との違いとして、多くの金神成分を村正シリーズが含んでいるのが要因の一つなのではないか…という推測からの妄想ですが。現時点では確証なんてどこにもありませんけどね。

もしくは、琴乃の村の一件に関わって以来、湊斗さんはオヴァムについても何かしら足取りを追っていた…という可能性も。こっちはより低そうですが…。

基本的に湊斗さんが殺人を犯すのは、銀星号とその卵に関わる場合ですので、琴乃の村で六波羅武者を殺害したのは非常時の例外なのか、それともやはり銀星号と関わりがあるのか。琴乃の村に銀星号が現れた事は単なる光の気まぐれなのか違うのか。琴乃の村を襲った六波羅軍は、茶々丸の配下なのかどうなのか。

何故茶々丸かと言いますと、独立派の技術となれば潜入してる緑龍会経由で、茶々丸がオヴァムを知っていても不思議は無いので。キャノン中佐達が力を付けすぎると、最終的に鍛造雷弾を使用させるまで追い詰められないという可能性も生まれそうなので、潰そうとするかも。状況によっては、大英連邦と独立派のバランスが変化することは、緑龍会にも悪い話では無いかもしれませんが。

うーん。これはもう「琴乃の劒冑 第零話」をやって頂きたいところ。謎の解明は勿論、湊斗さんが琴乃の母親をいかにして攻略したかも読んでみたいですね(個人的趣味で)。

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◆オヴァムとは一体何か 
そもそもオヴァムとは何だったのか。

ここでは上記でも述べた、万博会場予定地に湊斗さんと村正を呼び込んだ原因がオヴァムにあるとしたら…と仮定します。

オヴァムついての考えを述べる前に、まずは銀星号の卵について。

・銀星号の卵
銀星号の卵は(以下銀卵と表記)、真打・数打問わず、寄生し孵化した後に、劒冑を銀星号の複製に変えるアイテムです。
複製の性能、外観、陰義を有する点から見て、複製は至高の真打と判断して問題ありません。

では、真打劒冑の条件とは何か。

①心鉄を備えている
数打が機械式計算機に頼るのに対し、真打の制御装置は、鍛冶師の魂が込められた心鉄が担っています。

②陰義を有している

全ての真打に当てはまる訳ではありませんが、少なくとも陰義を有する劒冑は真打と判断していいでしょう。

で、この①についてなのですが、複製として生まれた劒冑には、仕手の人格は勿論、真打の場合なら、元の劒冑のOS(人格)は残されてはいないようです。
となると銀卵には、劒冑に寄生した後にその中枢(心鉄や機械式計算機)を乗っ取り、ソレを複製の心鉄に変える性質があるのではないでしょうか。

さて、それを踏まえた上で、次はオヴァムについて。

・オヴァム
劒冑の性能強化に始まり、最終段階では陰義の獲得すらやってのけるウルトラアイテムですが、そもそも陰義とは何か?

陰義とは、
真打劒冑の中でも一握りの名品だけが持つ神秘の力。
劒冑の超常能力の精粋で、多くの場合戦闘における切り札となる(公式サイトより)。

つまり劒冑が陰義を獲得するには、鍛冶師の魂が込められた真打劒冑の中でも名品中の名品でなければならない訳ですね。ここでいう名品というのは、鎧、合当理、その他の工夫等が優れているという事でしょう。魂というのは、心鉄を指すものと思われます。  

ここで思い出して頂きたいのは、オヴァムの最終段階におけるグレムリン暴走時の信子さんの様子。正気を失っているようでしたね。それは他のグレムリンの仕手も同じと思われます。
あの状態は何なのかと言うと、あくまでも推測ですが、根底にある願望をオヴァムが増幅してるような状態なのではないかと自分は考えます(もしくは、願望以外を取り払っているとか)。魂の叫び、心に眠る渇望と言い換えてもいいかも。

これをオヴァムが吸収することでオヴァム自身を、真打が備える鍛冶師の魂が込められた心鉄に近い存在へと進化させ、本来機械式計算機が統制を行うはずの数打に、擬似的な心鉄(陰義の制御装置)を与える事に成功し、陰義を獲得させたのではないでしょうか。


さて、結局の所管理人は、オヴァムと銀卵の関係をどう考えているのかと言いますと、

オヴァムとは、ウォルフ教授の劒冑夢想論の中の「完全な劒冑は繁殖能力を持つ」という説に基づいて(あるいはウォルフ教授自身によって)開発された、劣化版銀星号の卵なのではないでしょうか(独立派は繁殖では無く、性能強化に注目したのかも)。ただし、教授は定かではありませんが、少なくとも独立派は銀卵の存在は知らないでしょう(キャノン中佐を見るに)。

ウォルフ教授の理想(子をオリジナルと同等の至高の劒冑にする)とも言える銀星号の卵が、完全な劒冑の繁殖を可能とするものならば(孵化すれば、真打・数打選ばず複製体に変貌させるようなので)、オヴァムはそれよりは劣り、数打劒冑をより完全なモノへと「近づける」(あくまで近づけるだけなので、陰義の獲得止まりですが)ことが限界の装置なのかもしれません。

最も、独立派にとっては、数打劒冑の性能強化と陰義の獲得で十分なのでしょうけども。



まだ少し書きたい事はあるのですが、それは一話~三話を改めて確認してからにしようかと思います。もう少しまとまりのある文章が書ける人間だと良かったのですが…。とりあえず溜まった考えを吐き出せてすっきりしました。

ちなみに、どうでもいいことですが、管理人が勝手に装甲仁義村雨と呼んでいたのは、仁義礼智忠信孝悌が、仁義八行とも言われてるからだったり。ただそれだけであまり深くは考えていませんでした。装甲鉄鎚とかもカッコよさそうです。

ではでは妄想失礼しました。


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