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邪念目録 番外 [装甲悪鬼村正 琴乃の劒冑(感想)]

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抜けに気付いて放置したとあっては琴乃の劒冑ファン失格なので、さっそく記事を作ろうと思ったのですが、せっかくの機会なのでこちらの小冊子「邪念目録」もご紹介。

…しかしこれ、琴乃の劒冑カテゴリーに一まとめするのは無理があるかも(汗
ま、まぁ細かいことは気にしない!

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一冊目は目つきの悪いネオ雄飛君(なまにく氏の妄想キャラだそうです。首に繋ぎ目あり)が表紙の、二〇〇九師走版から。コミックマーケット他で販売された装甲悪鬼村正セットに付属していました。

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本冊子には、劒冑デザイン本「装甲の巻」の番外編として、

・九〇式雪車町一蔵専用騎
・八八式真改


の二領の妄想劒冑が石渡氏の解説付きで掲載。

九〇式雪車町カスタムは、GHQの実験パーツ等を盛り込んだカスタムメイド騎。ペーパープランで終わったそうですが、実現していれば更に雪車町の魔剣は研ぎ澄まされていただろうという素敵ロマン劒冑です。ベースは大和劒冑ですが、改造はGHQによるもの。

八八式真改は、山中で発見された真改(村正に倒された後)の残骸を大和海軍が回収し、その甲鉄を八八式に移植した騎体。深刻なダメージを受けた心鉄は、なんとかOSの一部として機能しているのだとか。装甲の右半身は電磁抜刀によって大破していたらしく、八八式には比較的損傷の少ない左半身と背面の装甲のみを使用しているそうです。

どちらもあくまで非公式ですが、これからも村正世界が広がっていくのなら、こういった改修騎もいつか本編で活躍を見てみたいですね。

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次のページでは、琴乃の劒冑で原型製作総指揮をされた竹谷隆之氏による、アレンジされた劒冑のデザイン画が掲載。
禍々しさの増した三世村正もカッコいいですが、九〇式のデザインも滅茶苦茶カッコいいです…。どっちもフィギュア欲しいでござる…。

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この頃はまだ連載前ということで、特報として鏖が紹介されています。
鏖オリジナルの真打劒冑達のデザイン画も掲載。
当時は自分も色々と活躍に妄想を膨らませていたものですが、まさかああいうような活躍をするとは(汗

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で、二冊目は、ワンダーフェスティバル2010冬で配布された、二〇一〇如月版。
琴乃の劒冑のショートストーリー「前田の心鉄」が掲載されています。

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登場人物はこちら。
うーん、琴乃ちゃんがラブリー!
以下は感想です。

◆国紀二五九九年 外暦一九三九年 四月 東雲サーキット
今回は大和翔騎時代の琴乃ちゃんと前ちゃんの一幕(そういえばチーム名はこれが初出かな?
時期としては一話の最後と同じく、万博行きを決める決勝レースの直前辺りのようです。 

──────うーん、芋が美味い。

これには激しく同意。
どうでもいい話ですが、自分は安い時にじゃがいもを買い込んでよくおやつ代わりにしてます。茹でるだけですが、塩やらバターやらと合わせるとたまらなく美味しい!

ワスプの甲鉄を手槌で叩いては音を聞き、何かを確かめては首を傾け再び叩く。

チーム唯一の競技用劒冑であるワスプの整備をする琴乃。この一文を想像するだけで余裕で萌えます。
ワスプは戦前に生まれた旧式ですが、予備騎も無ければ練習騎も無い大和翔騎にとっては大変貴重な劒冑。
二話辺りで触れられていましたが、スポンサーがいないのでボディーには宣伝札が無く、陽光の下では甲鉄がキラリと眩しいそうです。…あまり自慢になる話ではありませんが。

強い日差しと爆音が響くコース上でも昼寝するような奴が一体どこいったんだか…。

寝る子は育つと言いますが、琴乃の胸がよく育った背景にはここら辺もあった…かもしれなくもないかもしれない。
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「あの……いくらなんでもそんなベタベタなことはしないほうが──────」

まぁそれはお互い様かと…。
しかしこの絵、胸に目が行きがちですが、大きすぎずキュッと締まったお尻も素晴らしいと思うのです。

◆人の助けになりたい。困っている人に手を差し伸ばしたい。それを行う為には一体、何をすべきなのか。
アーマーレーサーになる前は医学部の学生であった前ちゃん。
時系列的に後の話になるわけですが、アーマーレーサーになっても医者を目指していた頃の人助けへの思いは変わらず、自分を貫いた芯の強い人物です。
その生き様は、琴乃を通して村雨という劒冑に、そして信子さんにも影響を与えてたりして…等と妄想するとホッコリします。

しかし学校の課外活動でアーマーレースって凄いなぁ。アーマーレースって一歩間違えればあっさりと即死するような世界なわけだけど…。
あるいはアマチュア向けに、甲鉄は頑丈で速度も控えめな仕様なんかもあったりするのだろうか。

───なんとなく、か

もしかすると前ちゃんがオヴァム搭載のグレムリンを装甲したら、本当に純粋に速さだけを追求した陰義を獲得したりして?とか思ったりもしましたが、前ちゃんはオヴァムを必要としないからこその前ちゃんですし、ちょっとifにしても考えにくそうですね。

◆「だって汗すっごいかいちゃって気持ち悪かったし……」
鍵をかけ忘れたことを追求するも、見当違いの答えでかわされる…ってのがなんともリアルで吹いた(笑)。

「……んぐ……うっ……何これ……」
「てか。おいしくない……前ちゃん、騙したな!」
「しょうがないじゃん。オレ、それ飲んだことないし」

邪念目録の表紙はこのシーンにピッタリですね。しかし差し入れが芋サイダーって…。
それとごめんなさい。本当にごめんなさい。正直このセリフ、ちょっぴり変態的なシチュエーションに変換して脳内再生してしまいました…。いや、邪念目録で読んだ時はそんなこと無かったんですけどね、ムックで読んだ時はじっくり読むようになってたからなのか思い入れが強まってたからなのか…まぁ管理人が変態というだけの話ですが。

それにしても、村正の女性キャラに芋サイダーを飲ませて反応を楽しむってアリだと思うんです。…惜しむらくは、愛情を込めて飲み干すような反応を得られる可能性は低そうだというこt…って、これ以上はなんか危ないからやめとこ。

…このテーマで一度SS書いてみるのもアリかもしれない(え

さすがにコイツの夢を叶えてやることはできないが、せめて世界選手権優勝……いや、もう少し謙虚に世界選手権ぐらいは連れて行ってやろう。

オヴァムのおかげでレースが荒れたという要素もあるにせよ、タムラや翔京の新型騎相手に、前ちゃんも命懸けの走りで食いついていましたからね。その走りが認められてスポンサーが付きつつ、万博に新型引っさげて参戦するような展開も見てみたかったですなぁ。



とりあえずこんなところで!
…いやはや「前田の心鉄」の感想は本当に大遅刻もいいところだったでござる。


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2011-07-28村正雑記48 ブログトップ
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