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SSメモ② [装甲悪鬼村正 SS]

ようやく、本当にようやく一区切りついたので(長かった…)、またもやSSのオリ設定について。

※一部追記あり











平居水魚
緑龍会残党の企てた計画(の内の一つ)の被験者。
正真正銘、鏖編に登場した平居水魚本人。けれどその見た目は長髪に白い着物姿と、むしろ妹の平居海魚を彷彿とさせる。
劒冑の技術を用いた改造手術を施されており、生身の人間を圧倒する身体能力を発揮するも、精神、肉体共に安定性は今一つ。
普通の人間には備わってるはずのリミッターが意図的に外されており、大業物である都牟刈大刀を用いて全力を振り絞れば、数打の甲鉄ならば両断することも可能。ただし、その代償として肉体も瀕死のダメージを負うことになる(ただし傷の治りは常人より早い)。
森の中で信子と始めて出会った時に呟いた「デカ女」とは大鳥香奈枝のことで、どうも手酷く痛めつけられたらしい。
計画の為、雉飼島で大破した方の草薙のパーツが一部組み込まれている。

ラスト・イグニション
所謂エンチャント・エンディング(えー
オヴァムが進化したことで、陰義の最大規模での発動が強化された。
発動するとカラーリングが一時的に赤橙色に変化する(琴乃の劒冑のムックに掲載されているワスプカラー版が元ネタ)。
信子の願い(ひたすらに速さを求め続けた)をオヴァムが吸い続けた為か、逆襲騎を上回る超加速が発動"してしまう"という付随効果を持つ。

レコード・ブレイカー
大塚示現流"雲耀"の崩し技。
逆襲の青洸にて稼いだ高度からの、超々加速騎航による村雨丸を使った突撃降下式雲耀の太刀。
天才属性の信子が編み出したということで、魔剣じみた必殺剣に。
曲がりなりにも魔剣じみているというだけあり、上の条件を満たして初めて発動したと言えるので、使い勝手はかなり悪い。
レーサーとしての操が至ったアベンジ・ザ・ブルーに対する、武者としての信子が至った技。
ただしこれは後付けで、元は村正のレールガンに対応するような技を何かクライマックスに出そうと思ったことがきっかけ。
名称の変遷としては、
一之太刀・轟(トドロキ)→一之太刀・天(アマツ)→オーバードライブ・轟→レコード・ブレイカー。
恐ろしいことに、なんだかんだで一年以上ああだこうだと名前で悩み続けていたような…。
この技やアベンジ・ザ・ブルーが理由で、後に村雨はライトニング・ドラコの異名を頂戴することになる…かもしれない。

崩天
大塚示現流"蜻蛉"の崩し技。
高度劣勢状態において加速系の陰義を重ねがけしながら突撃して放つ、示現流 一之太刀の大鎚版。
術式制御の煩雑さから、この技では村雨丸は使えない。
信子が大塚示現流とか咄嗟に言ってしまったのは、ほとんど我流であることを今更ながらに気にした為。

白銀の武者
大破した銀星号の複製体を緑龍会が回収し、クローン再生しようと試みたが見事に失敗。
研究者のほんの些細な気まぐれから、オヴァムのデータを元に開発した試作型のりんごを移植した所、突然変異的に誕生した。
緑龍会のメンバーが言っていたブラックボックスとは重力保持器の事で、今尚もって安定性が低く、飢餓虚空使用時には暴走の危険も孕んでいる。
基本性能はここが境界線に迫る程度。ただし、吉野御流合戦礼法の技術に関してはほとんど消失してしまっている(経験を積めば思い出す可能性はある)。
村雨との最後の激突時は、なんと右足に甲鉄を集中するということを失念していた。
ちなみに、生存している。

ジョーンさんの無明剣
元ネタは当然沖田総司の三段突き。
「弓聖への鎮魂歌 前編」を書いてる頃は魔界編は新撰組とのバトルで盛り上がっており、勢いで次のSSには新撰組ネタを入れよう!と決断。
たまたま大和を訪れていたジョーンの曽祖父と沖田が出会って意気投合、沖田からジョーンの曽祖父が剣術の手ほどきを受け、それがやがてジョーンへと受け継がれるという話を盛り込んだSSを思いつくも、他に書きたい話を優先して結局ボツに。
結果として、ジョーンが無明剣を使えるというネタだけがなんとなく残ったまま、「弓聖への鎮魂歌 後編」に登場してしまったという…。
次のSSではジョーンさんを主役にした短い話をやろうかな、と思っていたり。


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