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第十七 後編 [装甲悪鬼村正 魔界編(感想)]

先月の装甲悪鬼村正 魔界編

第十七 後編の感想です。

ちなみに、第一編と前回の分の話はこちらでも読めます。

 


◆被撃より後に音が聞こえたのは確かよ

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前回大倶梨伽羅広光の見せた突撃速度は音速を超えていたそうで。合体劒冑の兼定清光なんかも剣速が音速に達していましたが、魔界編はメンツがメンツなだけに化け物揃いですなぁ。これが英雄の時代を生きた武者達の実力という奴なのでしょうか。武帝の経験値稼ぎには丁度いいですね!(おい

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随分背中がスッキリしてるよなぁとは思っていたのですが、なんと広光には合当理そのものが無いのだとか。
村正の見立てによれば、広光の陰義は風もしくは気圧の操作。圧縮した空気を利用することで、加速と滞空を可能にしているそうです。

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合当理を捨て、重力操作ならぬ風力操作で移動する広光は、旋回が出来ない代わりに圧倒的な速度を獲得しているらしく、速度はそのまま力に繋がり、消耗した村正では受け太刀が精一杯に。

◆その瞬間を待ってたぜ!!!白菊っ!!!

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「お前の抜刀術は陰義が発動する一瞬に腕が止まる。そこを押さえりゃ必殺技もクソもねぇっ!」

陰義の発動の瞬間の一瞬の静止を見切られ、なんとまさかの電磁抜刀キャンセルが。
恐ろしいのはそれだけでなく、広光は抜刀術を押さえるのみならず、ほぼ同時に数撃の斬撃を村正に浴びせているということ。広光が分身したように見えるのは、圧縮した空気で一瞬の間に多段QBでもかましているとか?

前回の伊達さんが発した陰義の呪句が初音、今回が白菊ということで、元ネタは何だろうと検索してみたら、伽羅という香木(心地よい芳香を持つ木材)につき当たりました。
なんでもこの伽羅には四つの銘があるそうで(普通は一つだとか)、それぞれ蘭(ふじばかま)、初音、白菊、柴舟(しばふね)と言うのだそうな。
伽羅が一木四銘になった理由には色々と説があるそうなのですが、とにかく伊達家では、この伽羅を政宗さん自ら柴舟と名付けたそうです。
…となると、あと二つ陰義技を広光は披露するのだろうか?

◆方法なら…あるわ

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陰義で直線的な加速を連続して発動させることで強引に軌道変更をしているようですが、大暴れしてる分熱量の方は豪快に消費されており、しかも政宗さんそれを全く気にしてないみたいです。
楽々と音速を超える辺り景光涙目とか思っちゃいましたが、合当理無くて旋回出来ないし移動そのものが陰義だしで、広光も中々に極端な劒冑。いやはや素敵な鍛冶師もいたもんですなぁ(褒め言葉)。

≪くっ!馬鹿みたいな熱量を消費しながらのあの全力馬鹿笑いってなんなのよっ≫

完全に防戦一方(そんなに防げてもいないのですが)の戦況で、村正は湊斗さんに一時的な戦線離脱を提案するも、湊斗さんはこれを拒否。
かといって何かしら策があるというわけでもなく、どうしたものかと思案する湊斗さんですが、意外にも村正には既に案があるようで。
敵騎の速度の前に微動だに出来ない現状を打破するとなると、やっとやっと重力飛行か!?と安易に考えてしまう管理人ですが(もう何度目だろう)、それはなんとなくもっと引っ張りそうな気がしないでも無いという。
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