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真影目録 天貫について&おまけ [装甲悪鬼村正 魔界編(感想)]

天貫という技がどういうものなのか未だに気になる部分があるので、自分の中で整理する為にも、もう一度頭から丁寧に追ってみようと思います。

 

◆天貫

DSCF8738.jpg
まず受け止めます。
受け止めた時間はほとんど僅かかと思われますが、その一瞬で押し切られない為にも合当理まで噴射しているようです。
 
DSCF8760.jpg

で、ここからが受け流しタイム。
受け止めた状態を維持出来るわけが無いので(太刀ごと両断されますよね)、威力を受け流す為に体を沈めながら…

DSCF8761.jpg

刃も下げ、電磁抜刀の勢いを自身の太刀に乗せつつ(かどうかは分かりませんが、管理人はそういう解釈で読んでいました)、

DSCF8761a.jpg

次の瞬間には、しゃがみ込みながら打ち下ろすようなモーションを取っています。

DSCF8762.jpg

で、ここからが悩み所。
二つ上のコマと比べますと、左右の位置がそのままならば、左の地面に炸裂しているような刃が十兵衛さんの太刀で、それを上から叩くような格好となっているのが虎徹だと思うのですが…というか二十四編の感想記事ではそう解釈していたのですが、刃の描き込みだけで見ると、左の地面に炸裂した側が虎徹で、右の被さっている側が十兵衛さんの太刀のようにも見えるのですね。

天貫!!!!のコマでは十兵衛さんの太刀が下に見えるのですが…うーむ。

仮に左の刃が虎徹だとすると、受け流す過程で刃の位置が互いに入れ替わったという事になり、より一層天貫が難解な技になります。というか、受け流しの際の刃の動きが管理人の想像したモノとは違うという事なのでしょう。

で、次に進みます。

DSCF8764.jpg

爆心地をよく見直しますと、十兵衛さんの太刀よりも右側から地面が削れていってるのですね。
となると下になったのは野太刀の方なのかな。
仮にそうだとすれば、少なくとも感想記事で書いた、

>劇中の描写から推測するに、瞬刹の間だけ受け止めた電磁抜刀を、入神とも言える絶妙の剣捌き、体捌きを以って受け流し、更には自らの太刀にその勢いを乗せて地面に逃がした────つまり湊斗さんからすれば、眼前で十兵衛さんが大地に向かって穿を放ったような状況になったのではないでしょうか(文章だけで想像しにくい方は、本誌の方もぜひご確認下さい)。
敵の技を受け流し、己の技として相手に返す。天貫とは、柳生新陰流は転(まろばし)の応用なのかもしれません。


この辺りの解釈は全く見当違いという事になりますな。トホホ…。

◆おまけ

DSCF8765.jpg

感想記事においては、湊斗さんは大地に炸裂した穿の爆発から身を守る為に磁装・負極を使わざる負えなかったと書きましたが、よく見ると背後に茶々丸もいるという。

DSCF8743.jpg

地面の具合を見るに爆発は湊斗さんに向かっていったように見えるのですが(まさか穿を受け止めた衝撃で出来た跡では無いでしょうし)、湊斗さんが負極を使ったのは茶々丸を守る為という理由も含まれそうです。

こういうのは感想記事の方で訂正を入れるべきだと思うのですが、どこをどう弄ればいいか大変そうだったのでこういう形となりました。…何故もっとよく読まなかったのだぁぁあ!


とにもかくにも、単行本四巻が待ち遠しいですね。天貫の術理が気になって気になって仕方ないです。


コメント(2) 
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コメント 2

theBee

さらにさらに詳しい解説乙です!!

……ははは、茶々丸護るとか相殺要員確定じゃないですかぁ

弾丸ライガーは二度死ぬッ、ってか
by theBee (2013-02-05 18:50) 

にしん

>theBeeさん
いえいえ、結局のところ「どんな術理なのかハッキリとは分からないから早く単行本出ないかなぁ」と言っているだけですので恐縮です(汗

>……ははは、茶々丸護るとか相殺要員確定じゃないですかぁ
茶々丸は何の為に召喚され、そして茶々丸自身はどうするつもりなのか…何となく想像は出来ますが、しかしそうはならないで欲しい複雑な気持ち…。
この先どうなるにしても、茶々丸には彼女自身が満足するような結末を迎えて欲しいですね。
by にしん (2013-02-05 19:48) 

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