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第二十六編 [装甲悪鬼村正 魔界編(感想)]

先月の装甲悪鬼村正 魔界編

第二十六編の感想です。

 


◆武蔵vs雷蝶
のっけからちょっとした頂上決戦というか、最強クラス同士の戦いで幕を開けた今回の魔界編ですが、管理人的に気になったのは、

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武蔵さん、双輪懸でも普通に二刀を使うのですな。単純に考えると激突の際に両手持ちの相手には競り負けそうなのですが、さて武者式の二天一流とはどのようなものなのか。
後、得物が太刀よりも更に短そうにも見えます。もしかして二本とも脇差?それとも武蔵さんが巨体過ぎるだけ?

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雷蝶さんの作画マジかっこいい…。今月一番のお気に入りはここかも。

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なんたる豪剣。
陰義がどうとかではなく、力勝負のみで武蔵さん叩き落としとる…。
というか膝丸、特に手傷も負ってないとか普通に凄いな。果たしてその真の力が描かれる機会はあるのだろうか…。

◆香奈枝&一条

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GHQのユーウォーキーとワーウルフさん達。

「よろしいのですか?お嬢様」
「制御出来ない化け物など無用ですわ」


結局の所、GHQは今回の事件についてどこまで情報を得ているのでしょうね。
召喚武者の一部と接触していたわけですから、下手すると湊斗さんの過去とか親統坊とか色々把握していても不思議では無さそうですが。この時期のGHQが金神の解明をどこまで進めているかも気になります。

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≪御堂!邪悪の跳梁を許すのかっ!≫
「あれはあの人の敵だ。一緒には戦えない。だけど」
「あの人が倒れたその時は……」

久々の一条さん。セリフはそう多くないですが、悪鬼編後の一条さんの立ち位置がほんの少しだけ窺えて結構貴重です。
まぁそれはそれとして、実はこの時の一条さん、絶賛迷子中だったりして(え

◆戯れに金神片を喰ろうてみたが

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「然程面白くも無し」

デコピン衝撃波で海を割っている武蔵さんを凄いと驚くべきなのか、そんな武蔵さんを叩き落とした雷蝶さんを凄いと称えるべきなのか…。いや、それを言うなら特に金神ブーストも無しに雷蝶さん&小弓勢を潰した光が凄すぎるのか…。
とりあえず武蔵さん特に負傷している様子ではありませんし(金神パワーでどうにでもなりそうですけれども)、戦闘スタイルが明らかになっていない以上、まだ武蔵さんの株爆下がりというほどでは無いかな?

◆当方一身上の都合により

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前回の後、小姓ちゃんがどうなったかは特に描写されていませんが、既に十兵衛さんの分の相殺は完了したと見るべきなのでしょうか。次号以降、小姓ちゃんの首無し遺体が登場するのか、それとも前回のラストが最後の登場なのか。

「先の武者と比べるに、お前は我が兵法の足しにも成らぬが」

現状、大和武者としては雷蝶さんと膝丸が最強格なのは良いとしても、湊斗さんの過去を目撃した上で足しにも成らぬと言ったのであれば、武蔵さん中々の自信です。
今の所重力操作は辰気加速しか使われておりませんが、更なる辰気技の解禁は果たして来るのかしら?なんかもう最近は、解禁される事なく終わってしまうのではないかという気もふつふつとしているのですが。

◆何事も斬る縁と思ふこと肝心ゆえ

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「千日の稽古を劒(ちから)とし」
「万日の稽古を冑(まもり)とす」
「以って此れ、我がツルギなり」

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「武州五輪」

遂にその名が明かされた武蔵さんの劒冑。
名前の元ネタは五輪書からでしょう。
ちょっとこここで十兵衛さんのセリフを振り返ってみます。

「その兵法、完成すれば必ず世に仇なす魔書となり申す」
「仕手の武威とて脅威なれど、真に恐ろしきは戦いのたび編纂されるその兵法」
「用いて万人との合戦に利を得るとなれば、事は大和だけに納まらぬ…」


この辺りは、劒冑・武州五輪の能力に関するセリフと思われますが、完成という言葉が気になります。以前から所謂セロシステム的な戦術、及び戦略予測が能力なのかな?とは妄想していたのですが、今回の「我が兵法の足しにもならぬ」というセリフも合わせると、戦闘データの蓄積を繰り返す事でより演算力がアップするという事なのでしょうか?
ちなみに魔書と言われてはいますが、もしや独立形態は巻物だったりして?いや、流石にそれはないか。

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「我が劒冑(けん)に敵う者、皆無」
「槍の宝蔵院」
「尾張の柳生」
「巌流も同じ」


構えを取った武州五輪の絵が最高にカッコいいですね!
鍛造の経緯とかも早く単行本で知りたいですな~。
セリフをそのまま受け取ると、武蔵さんは武州五輪を纏って活躍したとも読めるのですが、元ネタの五輪書は武蔵さんが晩年に書き残した物ですよね?
というか劒冑の名前が名前なだけに、武蔵さん自身が鍛造した劒冑でも不思議では無いのですが、武蔵さんはあくまで仕手なんですよね。
村正世界では、武蔵さん以外の一体誰が、何時、武州五輪を鍛造したのか…うーん気になる!
いや待て、誓約の口上は武蔵さんの武人としての生涯の集大成にも思えるし、やはり晩年に作られた事だけは間違い…のかな?しかし一体誰が…。

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このまま地上での太刀合いも見たいですが、同時に双輪懸で二天一流がどう立ち回るかも凄く見てみたい…。
次回がどう始まるのか今からワクワクしますなぁ。


コメント(8) 
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コメント 8

NO NAME

最初の武蔵の劔冑姿のコマで
背中の◎がつながって見え、
でっかい殻の様に思えましたので
カタツムリ(蝸牛)とかだったら面白そうですね
それとも今まで出てこない王道昆虫の一匹
クワガタとかでしょうか、楽しみです。
by NO NAME (2013-06-06 05:02) 

NO NAME

金神片モグモグしてパワーアップ→雷蝶様の一撃で撃墜→金神片食べても然程面白くもなかった→我が劒冑に敵う者、皆無

見方によっては高度なギャグである
来月に期待
by NO NAME (2013-06-08 23:34) 

NO NAME

普通に叩き落されていたので、別の人かと思いましたよ
無傷だったってことは余裕があったんだろうけど
株はちょっと落ちたような

まぁよく考えると十兵衛さん相手でも傷はもらってたし
サイヤ人的な感じなのか
by NO NAME (2013-06-09 02:50) 

にしん

>NO NAMEさん
戦闘も始まってしまいましたし、このままですと独立形態の設定は単行本待ちになりそうですなぁ。
あるいはそこに何か意味があったりするのでしょうか。
by にしん (2013-06-28 23:27) 

にしん

>NO NAMEさん
>見方によっては高度なギャグである
ですよねーw
ほんと次回の武蔵さんの暴れっぷりには期待したいところです。
十兵衛戦のクォリティから考えるとハードルを上げてしまいたくもなりますが、さて
by にしん (2013-06-28 23:34) 

にしん

>NO NAMEさん
>株はちょっと落ちたような
何かしらフォローが入るといいですね。
そしてまたしても村正ファンの目に触れぬ所で上がる雷蝶株…。
その真価を私たちが目の当たりに出来る日はくるのでしょうか。

>まぁよく考えると十兵衛さん相手でも傷はもらってたし
十兵衛さんと戦った時は金神ブースト前で、とっくに全盛期を過ぎていると思われますが、雷蝶さんの時は若返り+金神パワー込みですからねぇ…。六波羅最強武者は伊達じゃ無さ過ぎる…。
by にしん (2013-06-28 23:40) 

NO NAME

以前の茶々丸と武蔵の会話で雷蝶様に死亡フラグ立ったと思ったけど、そんなことはなかったでござる。

雷蝶様強すぎぃぃぃ!!

ニトロさんには雷蝶様が主役のファンディスクを出してほしいものですなぁ・・・
by NO NAME (2013-06-29 20:10) 

にしん

>NO NAMEさん
>ニトロさんには雷蝶様が主役のファンディスクを出してほしいものですなぁ・・・
雷蝶さんの活躍を描かない方針を頑なに貫くのは、どこかでドカーン!とお披露目する機会があるからだと信じたいですな…。
by にしん (2013-06-29 21:20) 

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