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ガンダムエース10月号 [ガンダムW]

プロトゼロの発表以来ガンダムエースを購読するようになったのですが、今月からちょっと記事にでもしてみようかと。
といっても数少ないW関連のみですが(汗)。
どこまで続けられるかは未知数です!

で今月はと言いますと、

DSCF9487.jpg

どうやらFTがピクドラ化するようです。
WのBDのBox2に収録とか。
下には脚本を担当された隅沢氏のインタビューが載っているので、以下、気になる所をいくつかピックアップ。

>自分が書いた小説(みたいなもの)を原作にして、自分で脚本アレンジするというレアな経験をさせてもらいました。本来、小説と脚本は別ベクトルの創作なので、兼任するものではないと最初は思っていたのですが、作業を進めていると意外に客観的になれるもので、脚本家としてガンガン直して台詞や構成も変えてやりました。
隅沢氏はFT本編の執筆もされているわけですが、台詞や構成の変化は地味に気になりますね。良改変に期待?

>絵コンテと演出は青木康直監督が引き受けてくださいました。
青木監督はWのテレビシリーズの一部やEWでも監督を務められた方とか。これはちょっぴり期待度アップかな?

>肝心の映像部分ですが、あさぎ桜先生の美麗なイラストをたくさん使用させていただくことになりました。
あさぎ先生のイラストは当時のイメージにピッタリなので、これは素直に朗報。

>メカ描写はMORUGAさんに参加してもらいました。相変わらず迫力のある画像であります。
迫力はウェルカムですが、スノーホワイトらはステルスナノディフェンサーのマント纏いっぱなしなんだろうなぁ…。Box2が発売される1月29日までに機体デザインが公開されれば望みはありますが…なんかそんな気配が微塵も感じられないのは何故だろう(涙)。

>今後は、もう少し踏み込んだ情報が出ると思いますが、待ちきれない気持ちは私も同じです。
少しでも早く機体デザインの公開をお願いいたします(涙)。読み始めた当初はまさかここまで焦らされることになろうとは…。


以下はFTの感想を。

 




DSCF9489.jpg


新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop 
寂寥の狂詩曲・Ⅷ MCファイル6(後編)

◆次なる作戦
W教授は、戦艦グランシャリオを要塞バベルに特攻させ、内部から破壊するという作戦を立案。
軍需産業の蘇生を防ぐ為にも、火星における今回の戦争は早期に終わらせなければならないとか。

「余分な武器弾薬、ナノ粒子の残量もほとんどない。今回の出撃ですべて使い切ってしまうだろう」
「あの要塞に格納されたモビルドールは予想されている範囲で二百五十機以上です。にもかかわらず、こちらの物量が圧倒的に不足しています。今度もきっと辛い戦いになりますね」


どうやらW教授らは、現実的な問題からこれ以上の継戦は困難なようで、その意味でも戦争の早期終結は是が非でも達成したいようです。
しかしあとがきによりますと、八巻でようやく物語は折り返しだそうで、果たしてこれから先ガンダムチーム(と言っていいのかな)はどうやって補給していくのでしょうか?プリベンターからは抜けたわけですが、このまま火星連邦側に収まってしまうのでしょうか。

◆成層圏からの狙撃
その頃ヒイロはと言いますと、成層圏からスノーホワイトのバスターライフルによる、移動要塞バベルの狙撃を試みようとしていました。
なんとも映像で見てみたいシチューエーションではありますが、やはり例によってマントは装着したまま。
相変わらずバスライは弾数制限ありのままですが、八巻表紙のようなツインバスターに武装を変えるのはどのタイミングなのでしょうか。
ちなみに今回の作戦はゼロシステムによる提案のようですが、ヒイロはこの事を誰にも言わなかったようです。
というのもヒイロは、現状のW教授を含むほとんどのプリベンターを、そしてそれ以上に火星連邦も信用していないのだとか。
ここまでのプリベンターと火星連邦の小競り合いは、追っかけたり捕まったり共闘したりと、大分グダグダだったわけですが、それはそれとして、ここでのヒイロの心情はもう少し詳しく描写して欲しかったところ(何をどう信用していないのかとか)。

「……出撃する……」

病室で昏睡中のミリアルドにだけは出撃を告げたヒイロ。
今も尚ミリアルドが戦い続ける理由に思いを巡らせる彼は、お互い戦場にしか居場所が無いからだろうと結論付けます(EWでの五飛からの問い掛けにも否定はしませんでしたしね)。
この二人の、憎み合うわけでもない戦士としての純粋なライバル関係って結構好きだったのですが、今となっては特に敵対する理由も無いわけで。
スパロボでは珍しくもないのですが、原作では比較的レアであるこの二人の共闘が、果たして今後見れる日は来るのでしょうか。

多少のビームは、ナノ・ディフェンサーのマントとガンダニュウムの装甲が防いでくれる。

バスターライフルの一射目の後、バベルから対空砲火のビームが放たれますが、スノーホワイトは特に回避を行おうともせず。
何が問題って、マントを脱ぐ事に現状まるでメリットが見当たらないことですな…。SNDマント便利過ぎる…。

「スノーホワイトを廃棄する。オレも投降しよう」

リリーナが人質に取られていることを知ったヒイロは、バベルへの攻撃の継続を中止し、作戦を潜入に切り替えるのですが…。
ヒイロは宣告通り機体を海底に沈めてしまいました…。流石ヒイロさんやでぇ…。ウイングもヒイロが宇宙に赴く際に海底に捨てられてたっけなぁ。

◆ステラ・ノベンタ
以前カトリーヌの過去話でも登場したステラですが、どうやら彼女はノベンタ家の人間だったようです。

~今回のステラさん~

①ヒイロさんのリリーナ解放しないとお前ら殲滅するよ宣言に対して
「ええ、間違いありません。たった一人でそんなこと出来るワケありませんのにね」

②ヒイロはやるといったらやるから!マジで逃げた方がいいから!と戦慄するリリーナに対して
「ヒイロ・ユイがどれほど超人的な力を持っているか知りませんが、私達が撤退するなどありえないことです」

からの↓

③哨戒中の陸上ホバー艇を奪取し、ラグナリン兵士の軍服を剥ぎ取って敵兵になりすまし、要塞の厳重なセキュリティコードとDNAスキャンを即席で作り上げたダミープログラムとハッキングでクリアし、端末コンピューターからデマ情報を流してエピオンのゼロシステムの演算の邪魔をしつつ、リリーナの監禁場所を特定して向かいながら要所要所に時限爆弾(現地調達)を設置し爆破、更にこれまた現地調達の機関銃や手榴弾で無双しまくった末にリリーナの部屋に現れたヒイロに対して
「そこで止まって!」
ステラは上ずった声で言った。
「動かないで!少しでも動いたら大統領を殺します!」


④兵士五人の機関銃の弾幕をかいくぐり、手近にいた兵士の防弾されていない腕と脚を撃ち、兵士が取り落とした機関銃であっさり残り四人も太股を撃ち貫いて無力化したヒイロに対して
ステラと(ついでに)リリーナは硬直して瞠目していた。
ステラは恐怖に震えていた。
「こんなこと、ありえないわ……」
「そうか(ヒイロ)」


うん、相手が悪かった。これに尽きる。
しかしステラさん、もう少し大物キャラかと思いきや存外小物だったでござる…。

◆撃たれるヒイロ
誰に言いますとリリーナに。
好意的に解釈するならば、ステラが自分に銃を向けてる限りヒイロはステラを殺すと悟ったリリーナが、なんとかステラから拳銃を奪い取って場を収めようとしたところ、暴発してしまった…といったところでしょうか。
そうでなければ、ヒイロを止めようとして銃を向けたらつい弾が出ちゃった!テヘ!なんてことに?いや、それは流石に間抜け過ぎるか。

◆漆黒のウイングゼロ
翼を備えているそうで、プロトゼロではなくゼロカスの方のようです。
円錐螺旋状に畳んだ翼でトールギスヘブンのドーバンガン二発を防いでいる辺りは、流石ガンダニュウム製と言った所でしょうか。翼のこういう使い方はゲームとかにも逆輸入されないかなぁ。
ちなみにパイロットは、死んだかと思われていたトレーズの父親違いの弟、ヴァン・クシュリナーダ。
しかしその外見は少年の姿であり、本人そのままというわけではないようです。



この先また過去編に突入すると思われますが、特に気になるのは月面戦争とエピオンでしょうか。
月面戦争はスノーホワイトらが投入された幻の歴史であり、恐らくは現在に関係する何かが起こった可能性があります。
そしてエピオンはと言えば、FTの過去話と思われる敗者たちの栄光を読むと、エピオンの図面の完成って恐ろしく早いんですね。エピオンについてはそのMA形態を見たドクターJが本当にトレーズが設計したのか疑っていましたし、エピオンの設計にはトレーズ以外にもFTにおける重要なキャラが関わっているのではないかと予想しています。連合側には本編以前にウイングゼロの図面が流出していましたし、もしかするとヴァン辺りとか?


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