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第八編 [装甲悪鬼村正 魔界編(感想)]

今月の装甲悪鬼村正 魔界編

第八編の感想です。


これぞまさしく神・展・開!!!

◆いよいよ大法要当日

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「元帥竜軍大将足利護氏様への愛と尊敬の念を溢れんばかりにギッシリと込め、哀悼の意を表します(ズー)」
「小弓公方竜軍中将、今川雷蝶」


遂に建朝寺で始まった足利護氏の大法要。
取り仕切るのは勿論、四公方唯一の生き残りにして、六波羅最強武者の足利雷蝶。武蔵坊戦見たかったなぁ。

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ちなみに湊斗さんはというと、大法要に招聘された僧侶達の中に紛れ込んでいる模様。なんだかミュータントタートルズのシュレッダーみたいだ。
零零式の再配備が遅れているとのことですが、あれが大量に出張ると、場合によってはそれで戦いにケリが着きかねないというストーリー的な配慮もあるのかも?というのは穿ち過ぎかな。

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「六波羅最強武者と剣を交える状況は是非とも避けたい」

つまり激突フラg(ry
精神汚染やら魔剣装甲悪鬼やらで銀星号を倒した湊斗さんと三世村正ですが、やはり素の戦闘力は、強化された現在でも雷蝶さん+膝丸とどっこいという所なのでしょうか。
悪鬼を貫く覚悟を決めて尚警戒される雷蝶さんも流石ですが、それこそ世界最強とも言える銀星号を討っても相変わらず冷静さを失わない湊斗さんもかっちょいい。

◆めーさずーはかーまく~らだーいほーよ~
次なる刺客は如何なる強敵か!?と、読者の方の間でもきっと期待が高まっていたと思うのですが、今回現れた武者はどうも、

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運慶と快慶………のようです。いや、どうなってるんだコレは…。
東大寺南大門の金剛力士像を製作した仏師ということで有名ですが…って、いくらなんでも仏師が参戦とか予想外過ぎる(笑
というか、また男の娘か!
歴史に詳しくない自分としては、村正世界において仏師が何故武者となったかの設定が気になるところ。早く二巻出ないかなぁ。

「あたしたちが作ったのよりかっこよくないね」
「うん。あんまし可愛くない」

鎌倉大仏に何失礼なこと言ってるんだと思っていたのですが、よく見るとこの二人、ただの大和人ではなく蝦夷なのですね。
村正世界の蝦夷は、ある程度若い姿を保てるけれど短命な種族だそうで、もしかするとこの二人も見た目通りの年齢では無いのかもしれません。まぁこのノリで三十路とか言われても困りますが。
この二人は劒冑鍛冶ではなく仏師になったのか、それともやはり劒冑鍛冶とも密接な繋がりがあるのかは不明。しかしこの二人可愛いなちくしょう。
金剛力士を彷彿とさせるような劒冑、人型のままの独立形態、独立形態のまま騎航能力を有する等、現在の劒冑の常識とは色々と異なる仕様の様子。

実はこの二人のちびっ子は、運慶と快慶の名と技術を継いだ二代目で、先代運慶&快慶が自らを劒冑に鍛造して子供達と結縁した…とかいうオチだったりして?となると、今度こそ女の子であるといいのだけれど…。ないか(諦めるのは早い

「黒いのがいっぱいと、赤いのと、金が二つ~」
「え?一つだよ~?」
「ホントだ。アレ~?」

劒冑の感覚を借りたにしても探知力が驚異的過ぎやしないか…。装甲前の仕手、つまり湊斗さんや雷蝶さんをどうやって「赤いの」と「金の」武者と識別したのだろうか。彼等の過去を覗いたとしても、湊斗さんなんて変装までしてるわけだし。うーん。
黒とは数打。赤は三世村正。金の内の一つは膝丸。
ではもう一つの金とは一体…。怪しいのは親統坊辺りか?今月は謎だらけだ…。

◆二人は金剛力士!

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出る入る息は阿吽の二文字
汝の真意は如何なる義にや
事のついでに問い申さん!


大法要を空から襲撃した運慶と快慶に対し、当然六波羅も動くわけで、湊斗さんはまずは様子を見ようとしましたが、突撃した三騎の武者は瞬殺。生死は定かではありませんが、一騎は弱点である甲鉄の隙間の内、首元を斬られているようにも見えます。

◆あら、あの陰気な顔は…

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敵騎が並では無い事を察し、湊斗さんもすぐさま装甲、初手から野太刀・虎徹にて迎撃します。

「いっっったぁ~いっ」
「つよぉ~いっ」
「「キャハハハハ~」」


二騎とも脳天をクリーンヒットしていますがピンピンしてます。甲鉄はかなり頑丈そう。

「ハァ~何個目かしら。これ以上、麿の手を煩わせないでちょうだい」
「新手の敵かっ」
「か…快慶ちゃんっ」
「また誰かよばれたみたいっ!?」


装甲した湊斗さんを見て、雷蝶さんもいよいよ参戦するかと思われたその時、なんと更なる武者の召喚が。

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「とりゃああああ!!!」

ええええええ!?ここにきてまさかのケンチョウジ・インパクト!?
突然のメテオストライクに吹き飛んだ運慶&快慶は、雷蝶さんの脇スレスレを過ぎ去っていくのですが、雷蝶さん自身は余裕の表情。さすがは六波羅最強。突然現れた色物武者なんかじゃ揺るがないぜ!………とも思われましたが、

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吹き飛んだ先が護氏の遺影という事で大ショック。
湊斗さん、雷蝶さん、運慶&快慶の激突でいよいよ盛り上がるかと思われた戦場が一転、ドタバタ展開に。運慶と快慶なんて、情けない姿のお互いを見て笑い合っています。わはは。

◆うむうむ。いい感じにとっ散らかってんねー

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更なる刺客はメテオライガー!?一体誰なんだ!!!
……ってうぉーい!!
こんなの一人しかいないわい!(笑
これであの方じゃなかったらそっちの方がビックリだってばよ!!!

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口元の作画が素晴らしい。
というか恐らく彼女、自身が死んだ後の湊斗さんの行動も把握した状態かと思われますが、果たして次号どんな大暴れを見せてくれるのか…。くそ、楽しみすぎて待つのが辛いぜよ…。
野太刀・虎徹を見て何か反応とかも欲しいですなぁ。

もうここまで来ると、機神飛翔の劇場版オールスター的なノリに近付いているというか。
さすがに無いとは思いますが、銀星号が登場してももはや不思議では無いかも…。いや、ここはむしろ……いやいや、止めておこう。全ては次号以降のお楽しみ。



震災による陰鬱な気もどこぞへと吹き飛ばしてくれるような(あくまでも個人的にですが…)超展開の魔界編。
零時も過ぎたというのにちっとも眠気が沸いてきません。
もうね、なんなのパトラッシュ…。
魔界編が神過ぎてちっとも眠くならないよパトラッシュ…。


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