琴乃の火造り [装甲悪鬼村正 琴乃の劒冑(感想)]
装甲悪鬼村正 琴乃の劒冑 第七話
※感想はHJ発売当時のものです(ほぼ)。
◆琴乃
悪漢達にハンマーを叩き込むその勇ましさ、伊達に波乱万丈な人生を送ってはいません。
「これはマズい」
ただそれだけで覚悟完了、ハンマー片手に突貫出来るカッコよさに信子さんは惚れたんだろうか。
◆ジョーン・ラブ
今回は劔冑の作例は無しで、変わりに新キャラがfigmaフォーマットのフィギュアと共に登場していました。
名前はジョーン・ラブ。悪鬼の巻で設定ラフが先行公開されていたキャラクターですね。 フィギュアの出来は中々なので、いつかなんらかの形で商品化して欲しいなぁ。
「愛の騎士ジョーン・ラヴ、推参!」
「これはこれは粗末な銃をぶら下げておられる」
これは酷い。自分がやられたらトラウマものですな…。
なんとなく伊藤静さんの声で脳内再生されてます。
恐ろしくどうでもいい話ですが、自分は今月号読むまで、名前をショーンと勘違いしてました。それはホワイトさんだってばよ…。
見た目から傲慢なキャラかと思っていたら、実際は正義感が強く礼儀正しかった…。でも見た目が見た目なので、今後絶対何かあるんだろうなぁ…と期待。
というか、下手糞らしいコントラバスというのが怪しさ満点。まさかアレだったらビックリ仰天だけど、さすがにそれは無いかな?
◆信子さん
ますますこの人が分からなくなった!
今見せてる顔が素だと受け取って良いのかなー。クラァイブの下で働くような人だし、まだまだ隠し事は多そうだけど…。
実は私は六波羅が送り込んだスパイだったのよ琴乃ちゃん!さぁ、英国で得た技術を活かし、大和の為に劔冑を打ちなさい!とか言い出したらどうしよう。
◆英国王室の至宝
英国王室を象徴する劔冑をクラウン・ジュエルと呼ぶそうで、今回登場した「クルタナ」はその内の一つ、「慈悲の劔冑」の異名を持つのだとか。
シャルルマーニュ(カール大帝)の劔冑デュランダル、オジェ・ラ・ダノワのジュワユースと同じ鍛造法で鍛えられた…という説もある劔冑で、今号で登場したのはオリジナルの写しだそうです。
西洋の由緒ある劔冑となると、魔を祓うという聖銀甲鉄、堅牢無比な玉宝甲鉄、異常な軽さの輝彩甲鉄とかのどれかが用いられてそうですが、とりあえずこのクルタナは戦闘用ではないそうな。
まぁそうはいっても、所有者を考えれば頑丈には作られてそうかも?
今回は劒冑の鍛造失敗が描かれた訳ですが、これは無理もないなぁ。一体どれほどの鍛冶師が劒冑になれずに死んでいったことやら。
石渡氏のコラムを読むに、今後も新デザインのブラッドクルスが出るみたいで、そちらも超期待。勿論製品化も(気が早すぎるってレベルじゃない
◆オヴァム
琴乃は前号で競ったグレムリンの調整スタッフになったそうです。スタッフの一部なのか、一人で任されているのかは不明ですが。いや、さすがに一人はないか?
次の性能評価試験が迫る中、上司は琴乃に次の評価試験でオヴァムを使えと指示。
評価試験なのにチート前提というのがもう怪しすぎる。そもそもオヴァムが銀星号の卵と同一なのかはまだ明らかじゃないけど。
緑龍会が絡んでるなら銀卵で納得も出来ますが、キョノン中佐も一枚噛んでるんですよねぇ…。中佐は上手く誤魔化されてるだけのかどうか。うーん。
というか、部下のジョージがアスカロンを持ってるんだから、手練れの中佐だって劔冑を持っててもおかしく無いわけで。本編の前の話だし、どうとでも後付けは出来そうなのでそこら辺も期待したいですね。
◆フィッシュ&チップス
琴乃曰く「銀河が見えた」…らしい(笑)。
イギリスに行ったことが無いので、果たしてあちらの料理がどうなってるのかは分かりませんが、とりあえず空腹時に読むんじゃなかったorz
◆邪念目録
本編も含めても珍しい非戦闘用劒冑のクルタナが紹介されています。
世界観を広げてくれる劒冑の登場は嬉しいですね。しかも今回は、鍛造の失敗という貴重なエピソード。
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