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第七編 [装甲悪鬼村正 魔界編(感想)]

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今月の装甲悪鬼村正 魔界編

第七編の感想です。

今月の面白さはガチ。
正宗さんのダイナミックなアクションにも注目です。


◆いかん!あの技はっ
前回のラストで、正宗さんのビックリアイテムの一つ「てつはう」が登場しましたが、さて、見事劣勢を覆す一発になり得たのかと言うと…

「ぐぁぁあっ!!!」

まず当たり前のように正宗さん自身がダメージ。まぁこれはよくあること(本当に…
で、肝心要の桜丸の方は、

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「ぬうッ!」
「弾かれたっ!?」

植物操作つぇぇ……。
初見のてつはうに完璧に対応する反応の良さと、至近距離でのてつはうを完全に防ぐ防御力。攻撃やら防御やら絡め手やら、陰義の応用性の広さは相当なモノ。教経さんの時代でなら、陸戦では多数の敵を相手にしても普通に無双してそうな気がしてきました…。

ちなみに湊斗さん達もしっかり磁力障壁で無傷。撃った本人だけダメージって所の空回りっぷりも一条さんらしいと言えばらしい(笑)。

◆小僧!何故我に刃向う!

「平氏に非ずは人に非ず!人でないものを殺してなんの天罰が下ろうか」
「どんな理由があっても利己のために人を殺す奴をあたしは許さない!!」
「それがあたしの生き方!」
≪正宗の理なリ!≫

英雄正宗の敵としては良い感じに分かりやすい困った思想の教経さん。思想に酔ったようなポーズも良い感じ。
利己の殺人は許さない。しかし真の正義の為に殺すのはオッケー。それが正宗流。良い子はマネしちゃいけない生き方ですな。
悪を殺害する事に迷いの無い今の一条さんが、磨耗したような大人一条さんにどんな経緯で変わっていくのか、どこかでちょろっと見てみたい気も。

◆本気の戦いはこれからだっ!

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「ああああああ(数の測定不可)」
「朧・焦屍剣!!!」

噴き出しの中にセリフが収まっていないとか(笑)。これまた脳内再生余裕な一条さんの魂の叫び。
つか正宗さんの作画がカッコよすぎて…。早く単行本欲しいぃいいいいい!

桜丸は植物の触手(太)で迎撃。しかし灼熱の斬撃の前にあっさりと一刀両断。
間合いを詰めながら正宗は次々と触手を斬り捨て、一気に懐に迫ります。
が、あくまでも桜丸は余裕を崩さず(素立ちのまま左手で植物を操るポーズがカッコいい)。眼前まで肉薄した正宗に対し植物の壁を形成。無論正宗はそれを斬り飛ばすのですが……。

◆手ごと刀を燃やすとはなんたる馬鹿か!
ですよねー。でもそんなの村正ファンの自分には今更過ぎて「作画カッコいい!」としか思わなかった(笑)。
しかしまさか桜丸を斬る前に手が限界になるとは予想外。英雄根性でもどうにもならないことってあるんだなぁ。
それにしても、教経さんにすらマジレスされる一条さん。
今回はカラクリ使う度に一条さんのダメージが増えてきますな。英雄編の童心坊戦を思い出すというか、エッセンスが凝縮されてるというか。

◆さらばだ小僧

「大蛇襲(おろちがさね)!!!」

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「悲鳴(所々解読出来ない…)」

どう見ても今回一番の大ダメージ。と言っても、何も桜丸の陰義によるものではなく。ならば一体何にやられたのか。それはなんと、

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自分の肋骨でした…。
正宗さん相変わらずだなぁ。思わず教経さんも怖気が走ったそうで。
しかし、ブレイドオンリーで村正を追ってる方の感想をぜひ窺ってみたいですね。初見だとこれ、結構衝撃の展開の連続だと思うのですが。自分も一度村正をプレイした記憶を消して今月号を読んでみたいです(笑)。

≪かような技、貴様ごときには考えも及ばなんだろう≫

威張るな(笑)!と、全国村正ファンの方々の声が聞こえたような聞こえないような。
いやはや一条さん&正宗コンビは見ていて楽しいなぁ。

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そしてこれである。
これが英雄(そして一ヒロインの)の勝ち方なんだから村正というのは本当に凄い作品だ…。

◆くっそ。慣れてもやっぱ少し痛いな
どう考えても少しってレベルじゃありません。…多分。

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「大丈夫か」

既に二人は決別していると思われますが、それはそれとして気遣いを見せる湊斗さん。
ペシっとその手を払う正宗さんも可愛い。複雑な表情の一条さんでしたが、正宗さんが手出ししなかったら彼女はどう対応していたのだろうか。

≪御堂!あやつを倒さぬのかっ!?≫

正宗さんは汗の演出も可愛いなぁ。
というか、一条さんの体はお前さんのカラクリで今ボロボロだっての(笑)。戦ったら勝ち目薄いってレベルじゃねーぞ!

「無理でしょう。既に建朝寺とは真逆を行っていますから」

し、締まらない…。直前のキリっとした台詞が台無しである。

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「残念だ」

悪鬼スマイル超素敵。
大法要は明日に迫っているそうで、話はもうクライマックスに突入してしまうのかなぁ。
こっから更にぶっ飛んだ展開になる予感はするのですが、話は二巻で終わってしまいそう…。ぬぅう。こんなに面白いのに!

湊斗さんを庇う小姓ちゃんも相変わらず可愛い。男の娘のはずですがしっかりサブヒロインの輝きを放っているというか。それだけに後の展開が不安で仕方が無いのですが。
…しかし最近はその不安も込みで楽しみ始めている自分。いよいよこちらも悪鬼に染まり始めたか…。



今回の話はボイス付きでぜひ見てみたいほどに熱かったなぁ。脳内でボイス再生しながら二週目読んだらめっちゃ興奮出来ました。
劒冑も人物も良いコマが多すぎてお腹一杯。二度目になりますが、本当に早く第二巻が欲しいです。


コメント(2) 
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コメント 2

雪風

とりあえず、どうしょうもねぇな・・・村正の武者ってこんなDQNばっかだよ(呆

一条さんこれからどうなるんでしょうかね。コンプエースの新刊読んだ感じだと原作英雄篇のパラレルって感じですが、来月の展開からが本番って感じですね。

後、偶然『刃鳴散らす』のサイトを覗いたら、奈良原一鉄氏の連載コラムがありました。見事に剣術のことばっかりでしたね。最終コラムの奈良原氏が師範代を勤めてらっしゃる道場の環境よすぎだろ!!とつっこみを入れたくなりました。マジで恵まれすぎ、自前の道場もって駅から五分、シャワー、冷暖房、冷蔵庫完備しかも縁者のご好意でほぼタダって、恵まれすぎるぞ(涙
この人村正ではほとんどコラム書かないのはある意味正しい。

>いよいよこちらも悪鬼に染まり始めたか…。
最近染まり過ぎちゃって、他の二次元作品にのめり込めない・・・
なんか村正と比べる癖がついてしまいました。
by 雪風 (2011-03-01 00:13) 

にしん

>雪風さん
次号のコンプエースの英雄編は色々な意味で注目ですね。特に桜子さんのシーンは、能面を見せてショックを与えるだけにするのか、ゲームのような展開にするのか…。見せてもらおうか、コンプエースの限界とやらを!(え

奈良原氏のコラムの方、寝ぼけ眼で眺めていたはずなのに気付いたら夢中で読んでいました(笑)。村正をプレイして自分の好みも広がったなぁ。

他作品の主人公と湊斗さんを比べることは時々ありますね。二編の森の中で、一条に「開かれた政治云々」を語っていたシーンとか、初プレイの時は大層心打たれたと言うか。出来た大人な男性主人公が、最近自分の触れてきた範囲では新鮮でしたね。
by にしん (2011-03-01 23:35) 

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